接種可能なワクチン
■インフルエンザワクチン
予約の必要はありませんので、体調の良いときにおこしください。
- 一般(16歳~64歳) 3,700円
- 1歳~15歳(中学生) 1回1,700円
(世田谷区民の方) - 65歳以上 2,500円
※65歳以上の方は自治体から送付された予診票をご記入の上お持ちください。
予診票について
64歳以下の一般の方の予診票は、来院時にご記入されても大丈夫ですが、
あらかじめ受付に取りに来ていただいたり、このホームページから印刷してご記入の上、お持ち下さることもできます。
子どもさんの接種について
- 子どもインフルエンザ予防接種助成券もあらかじめ受付でお渡しします。
- 本年の世田谷区子どもインフルエンザ予防接種費用助成金額は1回につき2,000円となります。
(経鼻インフルエンザワクチンは助成の対象ではありません) - 13歳未満の方は2~4週の間隔を開けて2回接種が必要となりますので、早めの予定を立てるようにお願いいたします。
1回目の接種が12歳の方はその後13歳のお誕生日を迎えても2回接種となります。
■成人肺炎球菌ワクチン
助成あり…1,500円
助成なし…8,200円
■成人帯状疱疹ワクチン
50歳以上の方には世田谷区の助成がございます。(令和5年7月~)
- 不活化ワクチン
助成あり…12,000円/1回
助成なし…22,000円/1回
※2か月あけて2回目の摂取が必要です。 - 生ワクチン
助成あり…4,800円
助成なし…8,800円
■成人風疹ワクチン
ウイルス抗体価を検査し、接種対象となった方のみ接種できます。
自治体よりクーポンが届いた方…無料
世田谷区風疹対策事業の対象の方…5,000円
帯状疱疹ワクチンについて
帯状疱疹とは
帯状疱疹は、子供の時に感染した水痘(水ぼうそう)のウイルスが体内(神経節)に潜伏していて、
過労・病気・ストレスなどで免疫機能が低下したときに、ウイルスが活性化して発症する病気です。
50歳以上になると発症率が高くなり、80歳までに約3人に1人が帯状疱疹になるといわれています。
身体の片側の一部にピリピリした痛みが現れ、その部分に赤い発疹が出てきます。
痛みは徐々に増していき、夜も眠れないほどに激しい場合もあります。
また、皮膚の症状が治ったあとも数カ月痛みが残る場合があります(帯状疱疹後神経痛)
日本人成人の90%は、水痘にかかった後にウイルスが体内に潜んでいて、誰もが帯状疱疹を発症する可能性があります。
帯状疱疹の発症率は50歳以上で増加し、加齢に伴ってさらに増加します。
帯状疱疹ワクチンの接種と日頃からの体調管理を心掛け、免疫機能が低下しないようにすることが大切です。
発症したときは、早めに抗ウイルス薬などによる治療をうけましょう。
帯状疱疹ワクチンの接種について
帯状疱疹の予防にはワクチン接種が有効で、50歳以上の方が受けられます。
ワクチンの種類としては、生ワクチン(弱毒水痘ワクチン 水痘・帯状疱疹の予防)と、不活化ワクチン(帯状疱疹の予防)の2種類があります。
生ワクチンの発症予防効果は50歳以上で約70%、60歳以上で約50%、
帯状疱疹後神経痛の軽減効果は60歳以上で66.5%で、効果の持続は5年程度。
接種は皮下注射で、接種回数は1回です。
不活化ワクチンの発症予防効果は50歳以上で約97%、70歳以上で約90%、
帯状疱疹後神経痛の軽減効果は50歳以上で100%、70歳以上で85.5%で効果の持続は9~10年程度。
接種は筋肉注射で、接種回数は1~2か月の間隔で2回です。
生ワクチン、不活化ワクチンともに世田谷区の補助があります。
インフルエンザワクチンについて
インフルエンザについて
インフルエンザの予防対策には、こまめな手洗いやうがいなど様々ありますが、最も効果的とされているのがインフルエンザワクチンの接種です。
13歳未満の方は2回の接種、13歳以上は1回の接種が好ましいとされております。
なお、2回の接種が必要な場合は、1回目の接種から2~4週間後が良いとされています。
また、インフルエンザワクチンは接種する時期も重要です。
インフルエンザは毎年12月~翌年3月頃の間に流行します。同ワクチンは、1回の接種で約5ヵ月間効果が持続すると言われています。
接種後に効力が発揮するまで2週間ほどかかることもあることから、12月上旬頃までの接種が好ましいとされています。
接種後の注意事項
- 接種後30分間にアレルギー反応が起こることがあります。医師(医療機関)と連絡を取れるようにしておきましょう
- 副反応(発熱、頭痛、痙攣など)の多くは24 時間以内に発現しやすいので、この間は特に体調に注意しましょう
- 当日、入浴には差し支えありませんが、注射部位を強くこすらないでください
- 接種当日はいつも通りの生活で問題ありませんが、激しい運動や大量飲酒は避けてください